ミイの日々 全前置胎盤で1ヶ月以上管理入院、入院費はいくらかかったのか

全前置胎盤で1ヶ月以上管理入院、入院費はいくらかかったのか



私は妊娠33週から全前置胎盤で管理入院をし、妊娠37週で予定帝王切開、帝王切開から8日後に退院しました。

日数にして36日間の入院生活でした。

全前置胎盤だと街の産婦人科では診れないので、途中からNICUのある大きな総合病院に転院するのが普通ですが、私はもともとかかりつけが日本の病院ランキングで5位以内に入る割と有名な病院だったので終始面倒をみてもらいました。

私の通っていた病院はもともとかかりつけだったのと、上の子2人をとりあげてもらったりしたので、信頼している先生がいたり病院のルールもなんとなく把握していたのでとても気に入っているのですが、

唯一の欠点は個室の差額ベッド代が高いこと…。

公式ホームページをみると

特別室66,000円
個室13,000円
大部屋A 6,600円
大部屋B 4,400円

差額ベッド代のかからない部屋はない!!

と言う病院です。

私は妊娠初期には重症妊娠悪阻でも同じ病院に入院しましたが、その時は大部屋Bに入院しました。

しかし、妊娠後期の管理入院の場合はいつ出産になってもいいように大部屋は選べず、強制的に個室になります。

と、言うのも本当に大きな病院なので、大部屋のある建物と産科の分娩、手術設備がある建物とは廊下で繋がってはいますが、別の棟なので1分1秒を争う可能性があるときにわざわざ移動していられないのです。

まぁ、理由はわかりましたが、個室13,000/日って…

いったいいくらかかってしまうんだ…。

いくら出産一時金の42万があると言えど…。

と、思ったのですが!!

なんと、ハイリスク妊婦の出産前の管理入院の場合MFICUと言う専用の個室(母体胎児集中治療室)に入院すると部屋代が保険適用になると言うのです。

MFICU扱いかどうかは医師の判断らしいので、自分でMFICUにしてくれってわけにはいきませんが…。

ただ、そのMFICUになれば先ほども申し上げたとおり保険適用なので

医療限度額認定証を取得することで窓口での支払いに上限を設けることができるのです。

医療限度額認定証は自営業の方や国保の方はお住まいの市役所で、会社員の方はお勤めの会社に申請することで、発行してもらえます。

ハガキを一回り小さくしたような証書です。

医療限度額には区分がア〜オまであり、本人の収入(標準報酬月額)に応じて区分がかわります。

私の場合は区分がエだったので、一月の医療費の支払い上限は57,600円でした。

春に悪阻で入院したときは区分がウだったのですが、9月から区分がエに下がっていました。

このため、保険適用のMFICUであれば同じ個室と言えど何日入院しようが、どんなに医療費がかかろうが、一月に窓口で支払うのは57,600円なのです。

ただ、食費は医療費には含まれないので、正確には

食費(1食460円×3=1,380円/日)を入院日数分+した金額になります。

私は9月20日から入院したため、9月は9/20〜9/30の11日間なので

1,380円×11日=15,180円が食費で

9月の支払いは

医療費57,600円+食費15,180円=72,780円でした。

まぁ、9月はそれで良いとして…

問題は10月だ!

10月には予定帝王切開も控えているので手術代が…と思っていましたが、

なんと、帝王切開手術の場合手術代は保険適用だそうな!!

普通分娩だと全額自己負担ですが、手術の場合は手術代は保険適用になるそうです。

私の病院の場合、通常帝王切開の場合は

・帝王切開の手術代(約220,000円)
・分娩解除費用(約160,000円)
・新生児保管料(約100,000円
・差額ベッド代(13,000×日数=99,000円)
・各種検査費用(約40,000円)
・出産補償保険金(約12,000円)

で64万くらいかかります。

このうち保険適用なのは帝王切開の手術代のみなので、3割負担の66,000円なわけですが、限度額認定証があるので医療費は57,600円よりかかることはありません。

しかし、その他は全て自費なので

・分娩解除費用(約160,000円)
・新生児保管料(約100,000円)
・差額ベッド代(13,000×日数=99,000円)
・各種検査費用(約40,000円)
・出産補償保険金(約12,000円)

これらを足した計約42万は自己負担です。

差額ベッド代は産前は母体胎児集中治療室なのでかかりませんが、産後はもう「母体」ではなくなるためMFICU扱いではなくなり、普通に個室代を請求されます。

そこに10月は10/1〜10/25までの25日間入院したので、食費が1,380円×25日=34,500円加わります。

これにより計算上は
医療費57,600円+自己負担420,000円+食費34,500円=512,100円

となり、出産一時金で42万円もらえたとしても、10月は92,100円は手出しがある予定でした。

しかし、私の場合赤ちゃんがNICUに入ってしまいました。

NICUは新生児集中治療室であり、MFICUと同じく保険適用のお部屋になります。

私の住んでいる市町村は子供の医療費は無料の市町村なので、保険適用のNICUの場合は自己負担はありません。

そのため、全額自費でかかる予定だった約100,000円がかかりませんでした。

これにより、10月の支払いは出産一時金の42万円の中におさまることになり、

なんと10月分の支払いは0円でした!!!

ビックリ!!

お金かからないのはもちろん助かりますが、お金がかかってもNICUじゃなく元気に産んで一緒に退院したかったなぁ。

毎日頑張ってくれているんだろうなぁ、早くお見舞いに行きたいです。

と、言うことでまとめますと、

妊娠33週から管理入院、37週で予定帝王切開、その後8日後に退院した私の36日間の入院でかかった費用は

9月が72,780円
10月が0円(出産一時金42万の範囲内)

で合計72,780円でした!!

あ、ちなみに出産一時金の方が多かった場合、申請することで差額が返ってくるらしいので、お忘れなく^ ^


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