ミイの日々 重症妊娠悪阻で約1ヶ月(35日間)入院!入院費はいくら?すべて公開!内訳も!

重症妊娠悪阻で約1ヶ月(35日間)入院!入院費はいくら?すべて公開!内訳も!

重症妊娠悪阻で約1ヶ月(35日間)入院かかった入院費をすべて公開!内訳も!

私は先日まで35日間も入院しておりました。

重症妊娠悪阻での入院は2週間から1ヶ月と言われることが多い中、私は35日なので長い方(つまりそだけで重症)だったようです。

体重ももともと160cm52kgと太っているわけではなかったのですが、ピーク時は約10kgも減り、トータルの状態としては入院時が一番悪かったのですが(体重的には退院時が一番痩せてた)

一応家族に手紙でも書いといた方が良いのかなと思うほどの状態でした。

あ、でもおかげさまで今は完全元通りとはいきませんがかなりよくなっています!

今の医療の力って凄いですね!とてもありがたいことです。

入院当初は意識も朦朧としていたので、そんなこと考える余裕もなかったのですが、身体は思うようにいかなくとも意識はしっかりしてくると、入院が長くなっていくにつれ気になってくるのがお金の問題です!!

入院費!!!

35日間も入院したらいったいいくらになっちゃうのよ!?って話。

先に入院費がいくらだったかのみ知りたい方は、下の方にスクロールしていただいて2.入院費を公開で公開させてもらってますので、途中読み飛ばしてもらっても構いません。

でも、意識がはっきりしてきたことにより思い出された「保険」!

私は今まで会社の保険1つだけ加入していたのですが、何かの虫の知らせか入院の約2ヶ月前に1つ保険を追加加入していたのです。


なので、2つの保険に入っている状態での入院だったわけです。

問い合わせるとどちらも今回の入院は対象ということで、少し安心。

1.入院費にかかる費用の内容

さて、よく保険会社の勧誘で
「医療費」のほかに「その他個人負担」があるから保険に入っている方が安心ですよと言う言葉を聞きます。

大きくわけるとこの2種類が入院費というわけです。

2. 「医療費」

医療費は実際に治療にかかる費用や手術、入院中服薬する薬の処方や薬代などです。

これは医療費は健康保険料を支払っていれば通常3割負担で済むし(年齢や所得により2割負担の方も)

その3割の負担が、1月に支払う上限を設ける「医療限度額」と言う制度もあります。

「医療限度額」とは本人の所得によって1月の上限が定められるため、上限を超えて支払えばあとから申請することで超えた分の返金がえりますし、

事前に入院している月の末日までに「医療限度額認定証」を病院に提出すれば、会計窓口での支払いのときにすでに限度額での請求になるので支払い金額が膨大になり過ぎずに済みます。
(医療限度額認定証も申請が必要です、国民健康保険の方はお住まいの市役所に、会社員の方はお勤めの会社に申請します)

これの制度により医療費はそこまで高額になりすぎることはないが、限度額のない「その他個人負担」があるため、入院に備えて保険に入りましょうと言うのが常套句です。

でも実際に長期入院した私からすれば、まぁ言っていることはわからなくはありません。

なので次でその他個人負担について説明していきます。

3.「その他個人負担」

その他個人負担とは個室を利用したときなどにかかる「差額ベッド代」、病院食にかかる「食費」、歯ブラシやシャンプーなどの「消耗品費」、入院着などの「レンタル代」などです。

「差額ベッド代」

差額ベッド代とは個人を利用したときにかかる費用と言う認識が一般的ですが、実際は面積に対して何人いてどのような設備があるかなど細かく規定があります。

なので、1人部屋はもちろんのこと2部屋でも、4人部屋でも、私の入院していた病院では5人部屋でも差額ベッド代がかかりました。

参考までに私の入院した病院の場合ですが、とても大きな総合病院で

1人部屋の場合13,000円(新しく綺麗な棟)
2〜4人部屋の場合6,000円(少し広い棟)
2〜5人部屋の場合4,000円(古い棟)
※全てに+消費税がかかります

入院する棟によって価格がことなり、専有面積の規定があるので同じ2人部屋でも広さが違うため価格が変わったり

狭い部屋に2人と広い部屋に5人が同じ専有面積なら同じ価格になるわけです。

また、よく自分は大部屋で構わないから「差額ベッド代」は考えていないと言う方がいます。
実際に私もそうでした。
別に安く済むなら大部屋でも構いません、病院なんだから知らない人と仲良くしなきゃ行けないわけじゃないしと思っていました。

が、しかし!!!

私の入院した病院はそもそも差額ベッド代がかからない病室はなかったのです!!
私の場合はコロナと重症妊娠悪阻の併発という状態での入院だったため、「感染症内科」と「産婦人科」の両方がありコロナ患者を受け入れられる設備を持った総合病院が条件だったため、他の病院の選択肢はありませんでした。

まぁ、こんな状況は稀かもしれませんが、あなたのご病気やお怪我により選べる病院が差額ベッド代がかからない病室がない可能性があると言うことです。

差額ベッド代が発生する条件に専有面積の他にも設備があり、専用の収納(ロッカーなど)があるか、冷蔵庫があるかなどもあるようなんですが、入院中院内で見かけた別の部屋には寝たきりでロッカーや、冷蔵庫を使えなそうな状態の方がいましたが、この病院はとても有名なので差額ベッド代がかかっても選んだのかなとも思いました。


「食費」
これは朝昼晩、病院が出してくれる病院食にかかる費用です。
所得により負担額は変わりますが、ほとんどの人が1食460円です。
なので3食で入院1日につき1,380円かかるわけです。
私の場合は重症妊娠悪阻の症状により食事がほぼ取れない状態であったため、絶食や1日1食、1日2食などの日もありました。
食費は提供された分だけかかるので、絶食なら0円だし、1日1食なら460円、1日2食なら920円です。

また、私の場合食事が出るようになっても食べられるものが少ないため、メニューは通常の人の1/4の種類と量でしたがそれでも価格は1食460円です。

提供されたらかかるので、多くて食べられないからと言って残したり、気分が悪く全く食べられなくても同じ460円です。
レストランで注文した料理を残しても料金を払うのと同じです。

「消耗品費」
入院中に使う洗顔、シャンプー、リンス、歯ブラシ、歯磨き粉、コップ、髭剃りや生理用品、飲み物代、服を洗濯するコインランドリー代などはホテルとは違いますので、全て自身で持ち込みや院内ショップで購入するしかありません。

私の場合は洗顔、シャンプーリンス、歯ブラシなどは全て持ち込みました。

私の入院した病院には給湯室があり、水、おゆ、お茶はボタンを押すと出てくる機械が設置されておりコップを持参してセルフでお茶をのんだりはできました。

でも私は脱水気味だったのでポカリをその他自分でポカリを買ったりしました、また暇つぶしの雑誌や新聞を買おうかと思いましたがスマホがあるので結局買いませんでした。

「レンタル代」

これは私の病院だけかもしれませんが、病院着やお風呂で使うタオル代のレンタルがありました。
私はパジャマを持参し、コインランドリーで洗濯していたので病院着のレンタル代はかかりませんでしたが、衛生面の問題からタオルはレンタルしてくださいと言うことでしたのでタオルはレンタルをお願いしました。

病院着とタオル1日につき約450円
タオルのレンタル1日につき約の300円

と例え使わなくてもかかります。

私は体調が悪くてお風呂に入れない状態の日もありタオルを使わない日もありましたが、それでも費用はかかります。

コロナで面会ができないため、服を家族に洗濯してもらい届けてもらうことが難しい状態のためほぼ全ての人が入院着とタオル両方レンタルしていたようでした。

「診断書代」
紙一枚書いてもらうのに、こんなにかかるの!?って感じですが、病院によって金額は異なりますが
私の入院した病院では

保険会社への診断書1通7,000円+税
会社への診断書1通4,000円+税

でした。

さて、この先はいよいよ実際にいくらかかったかの話になります。

2.入院費を公開

4月入院費 133,880

5月入院費 168,692

小計 302,572

+タオルレンタル代は別会社からの請求のため

4月 2,619円

5月 4,365円

小計 6,984円

総合計 309,556円

え、たっか!!!30万あったら最新の大型家電買えるわ!!

ドラム式洗濯機買えちゃうって!!TVも大きいやつ買えちゃうって!!

うちがこの間買ったエアコンよりも高いって!!!

いやいや、でもそれで健康を買ったと思えば・・・プライスレス・・・(泣きながら・・・


3.入院費の内訳

重症妊娠悪阻で約1ヶ月(35日間)入院かかった入院費をすべて公開!内訳も!

4月

医療費81,710円      医療費 81,710円(限度額適用後)

食費10,120円

差額ベッド代42,000円   その他自己負担額 合計52,120円

4月入院費 133,880


5月

医療費80,952円      医療費 80,952円(限度額適用後)

食費15,640円

差額ベッド代60,000円

診断書4,400(職場用)

診断書7,700(保険会社用) その他自己負担額 合計87,740円

5月入院費合計 168,692

なんと、4月はまだしも、5月においては医療費を上回るその他自己負担額になってしまいました!!!

病院から請求された35日間の入院費302,572のうち139,860円とほぼ半分が医療費以外でかかったお金なのです!!

ちなみに302,572円を入院日数の35で割ると8,644円(小数点以下切り捨て)


4.まとめ

入院する際は医療費の他にも様々なその他個人負担がかかってくる。
場合によっては医療費を上回るその他個人負担があることも!!
もちろん入院が長期化すればするほど入院費も高額に。
35日間の入院で病院から請求された金額は302,572円、
1日あたり8,644円かかった計算。

5.おまけ

入院中コロナ対策で面会ができなかったので、子供たちとはビデオ通話で元気をもらっていました。


長男、ママがいなくても明るくやっているようでよかった・・・。笑


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