出産時の出血により気絶する人もいるそうなので
そこまで過剰に心配するほどではないのですが、
生まれて初めての気絶だったのでビックリしました。
出産当日気絶した話
過去に熱中症になった際、めまいがして立っていることができなくなり
四つん這いの状態で這って人に助けを求めた時があったのですが
そんな状況でも気絶はしなくて、なんとか人のいるところにいかなければと言う
意思を持って(這ってですが)動くことができました。
それが、今回はいきなり気を失って気づいたらもうベッドの上に
何人もの看護師さんたちに抱きかかえられながら乗せられているシーンでした。
それくらい出産って身体に凄いダメージを与えるんですね。
さて、退院してからそんな私を心配して同居のお義母さんが血になる食べ物の代表の
レバー料理をよく作ってくれるようになりました。
元々レバーは好きだったのですが、妊娠中はレバーって食べちゃいけない食べ物なんですよ。
意外ですよね!?
妊娠中こそ血を作った方が良さそうなのに、
その理由はレバーに含まれているビタミンAだそうです。
妊娠中(特に妊娠前半期)にビタミンAを取りすぎると胎児が奇形になりやすくなるそう。
ビタミンAが多く含まれている食べ物は他にもうなぎがあります。
なので、妊娠中は念のためレバーやうなぎを一切食べませんでした。
その反動とお義母さんの料理の味付けが私の好みにピッタリで、
レバーが美味しくて美味しくて!!
そして血を作らないといけないと言う大義名分もあったので
大人のこぶしほどのレバーを遠慮なく1人で食べまくりました。
それが午後6時頃の夕食の話で
そしてその日の深夜2時から3時頃事件は起きました。
レバーの食べすぎで腹痛にビタミンA過剰症とは
え?なんかお腹痛いかも・・・。お腹の痛さで目がさめました。
幸い長女は眠っていてくれていたので助かりました。
このお腹の痛さで授乳しなければならなかったら、結構きつかったと思います。
そうこうしているうちに、痛みで冷や汗がでてちょっと寒気も感じるほどになってしまいました。
うーん・・・これは助けを呼んだ方が良いかなぁ??
いや、でもどうしても耐えられない痛みではないし・・・もう少し耐えたらよくなるかも??
とか色々考えているうちに日ごろの頻回授乳の寝不足から
いつの間にか寝てしまって、次に起きたときにはもう痛みはなくなっていました。
いったいなんだったんだろう・・・?
痛かった場所は胃だったので、食あたりとかではなさそう。
一応主人に昨日お腹痛かったりした?と聞いても痛くないそう。
もしかして?レバー食べ過ぎたかな??と思って
検索「レバー 食べすぎ」
とグーグルに聞こうとしたところ、
レバー 食べすぎ の時点で予測検索に「レバー 食べすぎ 腹痛」
とあるではないですか!!?
レバーを食べ過ぎるとビタミンA過剰症という症候群を発症することがあるらしいのです。
1.ビタミンA過剰症とは
ビタミンA過剰症とは、ビタミンAを大量に摂取した際に起きる急性中毒のことで、嘔吐、頭痛などを引き起こします。また、慢性中毒になってしまった場合は、体重の減少や食欲不振、脱毛などの症状が現れる場合もあります。2.ビタミンA過剰症の症状は
急性ビタミンA過剰症
- 腹痛
- めまい
- 嘔吐
- 吐き気・・・など
慢性ビタミンA過剰症
- 関節痛
- 皮膚乾燥
- 食欲不振
- 体重減少
- 頭痛
- 脱毛・・・など
3.成人が1日に摂取してよいビタミンAの量は
18歳以上(男女とも)…1日2700㎍※厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)より
※1µg(マイクログラム)は100万分の1グラム、1mg(ミリグラム)は1,000分の1グラム
4.レバーでいうとどのくらいか
鶏・豚・牛でそれぞれ含有量が違うのですがビタミンAの主成分のレチノールがそれぞれ鶏レバー・・・100gで14000μg
豚レバー・・・100gで13000μg
牛レバー・・・100gで1100μg
5.私の場合
私は豚レバーを大人のこぶし大は食べました。こぶし大が何gか正確にはわかりませんが、お義母さんが400gのレバーの塊を買ってきて料理してくれたものの半分くらい食べたので、約200gと仮定すると
豚レバーを1日に摂取して良い上限は21gなので、約10倍の量を一気に食べたことになります。
わお!!そりゃ過剰摂取だわ!!と思いましたが、
そもそも21gって少なすぎじゃない??
焼き鳥のレバー串が通常一本40~50gらしいので1本食べたらもうオーバー!!?
ちなみにうなぎも大きさにもよりますが1匹約150gほどなので、うな重食べたら普通にオーバー!
でもそんなに腹痛になった吐き気があったビタミンA過剰症になったなんて話は聞かないので、私は産後で弱っている状態だったから余計なりやすかったのかもしれませんね。
でも皆さんもレバーの食べすぎには気をつけてくださいね。
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