小学2年生になった長男の乳歯が、ようやく1本、初めて抜けました。
周りの子たちは1年生のうちにどんどん抜け始めていたので、正直、私はちょっと心配していました。
「うちの子、大丈夫かな…?」と。
なんかごく稀に先天的に永久歯がない場合、乳歯が抜けない場合もあるそうで、小学3年生になっても抜かなかったら、歯科医に行こうかなと思っていたところでした。
長男も気にしていたようで、「○○くん、もう3本抜けたんだって」「ぼく、まだグラグラもしてないよ」と、少し寂しそうな顔をしていたこともありました。
それが、今日突然朝ごはんに出したバナナを食べていたら「ママ、なんかバナナがかたくて食べられない」と言うのです。
バナナがかたい?
まだ青いバナナでも食べようとしてるのかな?
と思いましたが、そうじゃなく!
歯が痛くてグラグラすると言うのです。
私は前々から歯がグラグラきてきたら教えてねと言ってあったので、ようやく来たか!と内心ホッとしたものの歯が痛くて涙目の長男。
可哀想に、早く抜けるといいけど。
と思いつつ学校に送り出しました。
帰宅後、「なんかもうグラグラが気になって仕方ないから固い物食べて取っちゃいたい!」
と言うのです。
長男は一度気になると、他のものが手につかなくなってしまうくらい気になってしまうタイプなのでそれならいっそもう!!と思ったのでしょう。
一応写真をとってみたところ
あれ?なんかもう色が違くない?グラグラしていると言う歯はすでになんだか色が違ってきていました。
抜ける前兆ってやつか!!?
とはいえ、今日初めてグラグラしたと言い出したので、抜けるまではまだもう少しかかるだろうなぁと思っていました。
本人は気になるから抜きたいようですが、そんなすぐには、難しいよなぁと思いつつ
長男が歯を抜くのに硬い物を食べようとお煎餅ない?と言いましたが、残念ながら家にはお煎餅がなかったので
んー、代わりに硬い食べ物ということでりんごがありました!!。
夕飯のデザートに出したりんごを、いつものようにかじると突然「……あっ!とれた。」
と抜けた歯を手に取る長男。
慌てて見ると、小さな歯がたしかにポトリ。
「ぬ、ぬけたーー!」とまわりは大騒ぎでしたが、本人は泣くこともなく、むしろびっくりと嬉しさが入り混じったような表情で、
「意外といたくなかった。」と言っていました。
口の中をのぞいてみると、抜けた下の前歯のあとには、まだ新しい歯は見えていませんでした。でも、「ちゃんと生えてくるから大丈夫だよ」と伝えると、うんとうなずいて安心した様子。これから時間をかけて、少しずつ新しい歯が顔を出してくれるのでしょう。
抜けた乳歯は、小さな箱にしまうことにしました。「これ、記念だからとっとく!」と、大事そうにしまう長男。
その姿に、なんだか胸がじんわり。
小さな一歩かもしれないけど、長男にとっては「自分の体の変化を感じる特別な日」だったのかもしれません。
少し遅めではあったけれど、それもこの子のペース。焦らず待っていてよかった。成長のスピードは子どもによって本当に違うんだなと、改めて実感した出来事でした。
これから、どんどん生え変わっていくんだろうな。あの小さな口の中に新しい歯が並ぶ日が、ちょっと楽しみです。
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