男女2人の子どもを産んだ私が、妊娠を望んだらしておくべきだと思ったことを経験からお話したいと思います。
1つ目
自分に風疹の抗体があるかどうかを検査すること、抗体がなければ妊娠する前に予防接種をすること
妊婦が風疹にかかると、生まれてくる赤ちゃんに重大な影響があり、具体的には
・難聴
・心臓病
・白内障や緑内障など目の疾患
・精神的な成長の遅れ
などが見られる可能性が高くなります。
これを「先天性風疹症候群」と言います。
特に妊娠初期から妊娠20週までにかかってしまうとこの可能性が高いです。
妊娠中に薬やお酒を飲んではいけないと言うのは、ほとんどの女性が知っていることだと思いますが、
妊娠中に風疹にかかると危険と言うのは、薬やお酒ほどは広まっていません。
妊娠がわかると、最初の検査で風疹抗体の有無をチェックしますが、ほとんど人は風疹の抗体があるのであまり詳しく話しはされないことが多いようです。
これは、幼い頃の予防接種を受けていて既に抗体ができているからです。
ですが!!
稀に幼いころに予防接種を受けていなかったり、私のように予防接種を受けていても抗体ができていない大人も存在するのです。
妊娠してから抗体が無いことがわかっても、妊娠中は風疹の予防接種を受けることができません。
もう出産するまでは風疹にかからないようにするしかないのです。
私は長男を妊娠したときに抗体がないことがわかり、妊娠初期はもしも風疹にかかってしまったらと思うと怖くて怖くて、人ごみにいかないように、人が集まる場所に怯えながら妊娠生活を送っていました。
妊娠したらマタニティーフォトを撮ったり、10ヶ月しかない妊娠生活を思い出深いものにしたいと旅行にも行きたかったし、色々とやりたいことがありましたがお酒や薬だけではなく、楽しみまでも制限されることとなりました。
また、私は出産した病院は総合病院だったので、もしもこの病院にいる患者さんの中で風疹が原因で通院してきた人がいたら・・・などど考えたりもしてとても信頼している病院でかかりつけだったのですが、病院をかえることを検討したりもしました。
風疹はかかってもわりと症状が軽く、そのまま少しだるいなと言う感覚くらいで仕事に行ってしまう人もいるらしいのですが、
その感染力は、感染力が高いと言われ毎年ニュースにもなるほどのインフルエンザよりも高くなんと
インフルエンザの10倍の感染力があるのです。
インフルエンザの10倍って・・・妊婦にとってこんなに恐ろしい病気がインフルエンザの10倍もの感染力があるなんて驚きを通り越して、恐怖です。
私はこれから妊娠を希望している人に少しでも楽しく妊娠生活を、少しでも安心して送ってもらいたくて伝えています。
そして、重要なのが、私のように幼い頃に予防接種を受けても抗体ができていない人は
抗体ができにくい体質
であると言う事です。
私は結婚前から子どもが少なくとも3人欲しいと思っていたので、長男を出産した直後に入院中に風疹の予防接種を受けました。
もう2人目のときは、長男妊娠中のような怖い思いをしたくなかったのです。
そして、迎えた待望の長女の妊娠。
長女の妊娠検査の時も当然風疹抗体の有無の検査はありますが、私はすでに長男出産後に予防接種を受けていたので、当然抗体があるものと思って安心していたら
まさかの抗体なし・・・
ビックリして先生に前回の妊娠で抗体がなく、出産後に予防接種を受けたことを話しました。
が、抗体がつきにくい体質なのかもしれませんね。と・・・。
あぁ、また長男のときのように人ごみに怯えながら生活していかなければならないのかと妊娠確定の嬉しさはもちろんありましたが、その苦い思いもたしかにありました。
長女を出産後、デジャヴのように入院中に再再度風疹の予防接種を受けました。
だって私は3人子どもが欲しいのですからね!!
というかね、私のように3人子どもが欲しいと思っている人でなくても、もしも風疹の抗体がない人がいたら予防接種を受けてもらいたいのです。
男性は、自分は産まないからと思うかもしれませんが
あなたの奥さんにうつしてしまう可能性、
未婚の男女や老齢の方の場合でも、身近な妊婦にうつしてしまう可能性があることを知っておいてもらいたいのです。
今はだんだんとこの妊娠中の風疹の危険性が注目を集め始めて、お住まいの地域で風疹の予防接種を手続きをすれば無料で受けられるところもあるそうです。
もしもこのブログを読んでくださった、子どもを望んでいる男女に少しでもお役に立てればと思います。
さて、ちなみに私の経験kら妊娠を望んだらしておくべきだと思ったことの2つ目はまた明日のブログに記載したいと思います。
|
|
0 件のコメント :
コメントを投稿
ママさんの育児等での実体験をコメントくれると嬉しいです!