ミイの日々 学資保険は我が家にとって最適な資産運用か保険会社に相談してみた

学資保険は我が家にとって最適な資産運用か保険会社に相談してみた

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中立な立場で複数の保険会社の様々な商品を取り扱っている保険の相談窓口的な会社から話を聞いた結果、

学資保険の話が聞きたかったのに、何故か外貨建て保険の話に行き着きました。

保険の相談窓口2社に相談したレポートがコチラ
学資保険について保険市場と保険の窓口に話を聞きに行ってみた

返礼率に重きをおいて相談しているからなのか、どうも学資保険ではなく、リターンの多くなる可能性の高い外貨建て保険を勧められます。
調べていくうちに学資保険が本当に我が家に最適なのか疑問に感じていたくらいなので当然の結果なのかもしれませんね。

これは直接保険会社さんに学資保険を聞いても、学資保険以外を勧められそうです。

そうは思いながらも、いまさら計画を変更してもせっかくの計画が無駄になってしまうのと、相談するだけなら無料だし、新たな情報も教えてもらえるかもしれないので予定どおり、進めることにします。

先ずは自分でネットやパンフレット等で保険の勉強・・・クリア

各種保険会社から中立的な立場の保険の相談窓口に相談する・・・クリア

直接自分の気になる保険会社の実際の保険について説明を受ける・・・今回

さて今回は、学資保険の返戻率の高さでピックアップしていたフコク生命さんとソニー生命さんに直接話を聞いてみることにしました。


フコク生命

フコク生命さんも相談予約をすると、自宅にきてくれるといいます。

ですが、やはり初対面の人と自宅で二人きりは嫌なので近くのファミレスを指定しました。

フコク生命さんは、45~50歳くらいのファイナンシャルプランナーの資格を持った女性がやってきてくれました。

でもこの方の説明は私には合わなかったのかよくわからない…

わかりやすく説明しようとしてるのが逆に長くなって伝わりにくくて、

私がこれってつまりこういうことですか??と言うと

そうです。

と言うやりとりが多くて、ちょっと頼りない感じ…。

フコク生命の学資保険はステップ型とジャンプ型の2種類で

ステップ型

子供の卒入学に合わせて節目節目に少額受け取り、最終的な満期では100万が返ってくる、受け取り額の合計は210万
返戻率は104.7%でした。

しかし、これは払込期間を11年とした、結構急ぎ足で払い込むものでした。

払込期間は11年、14年、17年から選択できますが、払込期間が長くなればなるほど返戻率が下がるのです。

そりゃ、保険会社としては時間が経った方が、親が亡くなってしまってその後の保険料を取りっぱぐれてしまう可能性が高まりますし、

集めたお金を運用して利益を出すにしたって、早くお金を払い終わってもらった方が運用できる期間が長くなりますからね。

早く支払い終わった方が返戻率が高いのはまあ、わからなくはありません。

ジャンプ型

これは、卒入学の節目節目で少額のお金はもらわずに、
大学入学時の18歳と卒業時の22歳の時に一気に100万ずつ合計200万受け取るというものです。

こちらも払込期間が11年として、返戻率が105.5%となります。

同じ払込期間が11年でもステップ型よりジャンプ型の方が返戻率が高いのは、保険会社にできるだけ長くお金があった方が保険会社が長く運用できるからなのです。

私たちはこの話を聞いて、もしフコク生命で学資保険をするならジャンプ型の払込期間11年にするつもりでした。

節目節目に少額もらうステップ型は子供を私立の学校に入れるのであれば良いかもしれませんが、今のところお受験とかはせず大学までは公立の学校に入れる予定の我が子は、ジャンプ型の方が良いと思ったからです。

また、ジャンプ型は大学卒業時にもお金が戻ってくるため、田舎な我が家の近くではなく都会に就職する可能性が高いと考え引越し代などにもなると思ったからです。

ですが、これはあくまでフコク生命さんで学資保険をお願いする場合の話。

我が家にはもう一つ気になっている学資保険の会社があるので、素直にそのことをフコク生命の担当者に説明してみます。

もう一つソ二ー生命の学資保険の方が返戻率が高いので、どちらにお願いするか現在検討中なのですが、ソ二ー生命さんより勝っている部分はありますか?

他社さんと比較することはなかなか難しいですが、うちのフコク生命では

兄弟割りがあり同じ契約者で兄弟姉妹を対象とした場合、月払の満期保険金額10万につき、月10円の割引があります。

満期保険金200万の場合、月200円割引
200円×12ヶ月×11年=合計26,400円の割引

うーん、でもうちが考えているもう1つのソ二ー生命の学資保険の返戻率は107%なんですよね。

107%だと26,400円の割引があってもソ二ー生命の方が得ですよね、しかも兄弟割引ってことは2人目以降がその割引ってことですし…。

いまいち決定打に欠けます。

うーん、と、言うことでフコク生命は保留!!


ソニー生命

ソニー生命さんとの相談も、ソニー生命さんが自宅もしくは指定の場所に来てくれるというので今回も自宅近くのファミレスを指定しました。

ソニー生命さんの担当者は35歳くらいのビシッとスーツの決まった爽やか営業マンでした。

私は約束の時間の5分前くらいにファミレスに到着したのですが、

ソニー生命さんは既にいらっしゃっており、ドリンクバーを2人分注文済みで、

軽く挨拶をしたあと、「ドリンクバー頼んであるのでドリンクを飲みながら話しましょう」となんだか、スマートな立ち振る舞い。

そしてドリンクを飲みつつ、まずは保険市場のときにやったような問診票に記入するのですが、

ソニー生命さんはタブレットを使っていました。

タブレットに


  • 夫婦の年齢
  • 年収
  • 昇給のペース
  • 支出
  • 貯金
  • 貯金の利率
  • 育休に入った際の収入の減少
  • 子供は何歳までに何人欲しいか
  • その子供の学校は公立か私立か大学まで行かせるのか
  • 大学の学部はどうするのか
  • 仕送りはするのか、するならいくらするのか
  • 子供が結婚したら祝金は幾ら払うのか
  • 家はいつ頃建てる予定か
  • 車はいつ買い換えるか・・・などなど


未確定ものも多数ありましたが、物凄く細かく設定していきました。

これは後々このデータをソニー生命さんの方で我が家専用にまとめて、お金のグラフを作ってくれるためでした。

そのグラフはとても参考になるもので、20年後に車の買い替えと1番上の子供が大学在学中に2人目の子供の大学進学が重なるので

◯◯万円必要になるが、その時は貯金が◇◇万あるし、順調に出世すれば夫婦の年収は△△万になっているから、苦しいけどなんとかなる

どちらかと言えば5年後に予定していた車の買い替えが、私が3人目の育休中で収入が減っているため生活が厳しくなる

など、私たち夫婦の一生涯のお金のプランを予想したものでした。

このお金のグラフはタブレット上で見ながら説明はしてくれましたが、相談当日は受け取れず、後日書留で紙にまとめてくれたものが郵送されてきます。

我が家は2人ともサラリーマンで、ボーナスの額や昇級もある程度一定のため、収入の面ではかなり正確な数字になったと思います。

正直、これだけでもソニー生命さんに相談したかいがあったと思いました。


さて、そして本題の学資保険についてですが、

ソニー生命さんでは学資保険を主に受け取る時期から3つのタイプに分けており

全て払込期間を10年とした場合

一型

中学入学時36万、高校入学時36万、大学入学時120万受け取る形で返戻率101.8%

二型

大学入学時に200万受け取る形で返戻率105%

三型

18歳〜22歳までの5年間、毎年40万、合計200万受け取る形で返戻率が107.4%

と返戻率の高さが売りです。

我が家は元々ソニー生命の三型を夫婦それぞれ200万ずつかける予定でした。

シュミレーションでは
月に約15,000円の保険料を夫婦それぞれ支払うことになります。

なので家計からの支出は15,000×2で30,000円程を学資保険に使うつもりでした。

ほぼそのつもりでいたのに・・・まさかのソニー生命さんも

月に約30,000円で20年後に受け取る保険であれば変額保険と言うものもありますよ。

と、保険市場の方と言い、保険の窓口の方と言い、こっちは学資保険だって言ってるのに

グイグイくるなぁ…しかも変額保険ってリスク高いって保険市場さんが言ってたし。
営業マンで契約数に応じてバックがあるらしいのでそりゃグイグイも仕方ないのかもしれませんが…

ブルータス、お前もか


って気分でした。

話し方もわかりやすくて、立ち振る舞いもスマートで、見た目も爽やか営業マンだったのでこの人が学資保険で我が家の担当をしてくれるなら安心だなぁと思っていただけにちょっと裏切られた気分でした。

でもまぁ、ひとまず話を聞いてみます。

ソニー生命の変額保険は終身型と有期型があり、

有期型は名前の通り、期間が有る保険で
その期間は3年、5年、10年、15年、20年、25年とあるので、

そのうちの15年、もしくは20年を選択し、
月30,000円で変額保険に入れば、満期になった際には満期保険料を
途中で身体障害を負った場合は以降の保険料の支払い義務はなく、
死亡した場合は基本保険金額と変動保険金額は受け取れる

というのです。

話を聞いていると、確かに学資保険に似てるかも!!

ですが、変額保険の名の通り、月々支払う保険料を使って株の取引をして、その株価の変動によって受け取れる金額が変わってきます。
株価が下がれば受け取れる金額も減少、上がれば返戻率120%以上も全然夢じゃない、とのことでした。

うーん、我が家は返礼率重視でここまできたので、120%以上もありえると言うのは魅力ですが、その分マイナスの返礼率90%とかの可能性もあるわけですよね。

いきなりそんなこと言われてもなぁ…株価がマイナスなら元本割れ…

しかも話を聞いていくと保険会社への手数料もあるから、株価がプラマイ0でも手数料の分、元本割れするって言うし…

手数料の関係で株価が3.5%を上回ってなければ私たちにはプラスにならないって言うし、

それって3.5%のハンデで株取引してるのと一緒じゃない?保険じゃなくない?

あ、でも、身体障害で以降の払い込み免除と、死亡で基本保険金額は約束してされてるからやっぱり保険…??

んー、ちょっと考えさせてもらえませんか??

我が家でも変額保険について調べて基礎知識を身につけて話し合ってから次回またお話を聞きたいのです。

でも実際に我々もお金を銀行に眠らせておくよりは、資産運用に使いたいと思っていたので興味はあります。

もともと学資保険をしようと思ったのは

①親に何かあったときに子供にお金を残せる
②安心安全な資産運用

と言う意味で学資保険を選びました。

しかし、何かあったときのお金は生命保険をかけてあります。
大学に行かせる資金も今回作ってもらった我が家のグラフを見ると大丈夫そう。
健康に20年後を迎えることを前提に学資保険を選んでいるので、保障部分よりも返礼率重視。

となると、我が家は保障よりも資産運用の要素の方が強い!

これは自身では気がつかなかったのですが、色々調べて、色々な方に相談して気づくことができました。

しかし、保険市場さんに相談したとき変額保険は外貨建て保険よりもリスクが高いと言っていたこともあるので、さすがに抵抗があります。

あ、と言うか待てよ!もしかして知識豊富な保険屋さんの経験や立場なら私たち一般市民が知らない安心安全な資産運用を知っているのではないでしょうか??

と、言うことで実は資産運用にちょっと興味があるので変額保険について調べてみますが、それ以外にも、保険屋さんの立場や知識で、

「月30,000円くらいで20年くらいで資産運用するとしたら何かオススメみたいなものがあったら教えてもらえませんか?」

と言うような話をして、私は変額保険の勉強、ソニー生命さんは我々に合った資産運用の方法を、それぞれ宿題としました。

そして、2週間後にまたお会いする約束をして、ソニー生命さんとの初日は終わりました。

その2週間の間に我が家では変額保険のことを調べたり、
ソニー生命さんからタブレットで作成した細かな収支設定を元に、我が家専用の生涯のお金のグラフや、平均的な家庭との比較などが送られてきたりしました。

☝2週間の間、調べて話し合った結果

まず、我が家からは15,000×2で30,000円ではなく、30,000×2で60,000円を捻出することが可能と言うことがわかりました。

そして、資産運用については、たとえば株取引の場合は短い時間で儲けようとすると難しいが、20年と長期スパンで行なっている場合は途中でマイナスになることはもちろんあるがマイナスであり続けることはほとんどないので長い期間で行えばプラスになる可能性が高いことがわかりました。

それでもマイナスになることはもちろんあるし、

私はビビリなので元本保証のないものはちょっとと思っていましたが、

主人は元々資産運用に興味があったようで意外と乗り気、

私も主人がそう言うなら、まぁ元本割れしても元のお金が全部パーになるわけではないしと学資保険から変額保険に傾いていました。

最初は外貨建て保険を勧められてタジタジだった私も、私が1番信用している主人が、

日本の物価上昇より低い上昇率の金利や還元率では、結局のところ資産は目減りしているのと同じ

という言葉に妙に納得したからでした。

そして迎えたソニー生命さんと打ち合わせ2回目

ソニー生命さんは私たちに月30,000円で15年、20年それぞれの変額保険のシュミレーションを作ってきてくれました。

そのシュミレーションは

それまでの払い込み金額の合計、株価がプラスマイナスゼロだった場合、プラス3.5%だった場合、プラス7%だった場合が表になっていて、

プラス3.5%なら、それまでの払い込み金額と比較して◯◯万円も利益が出ているのがわかるようになっていました。

1年目、2年目、3年目…40年目までそれぞれ書いてあり、私たちが話していた20年目にはマーカーで線が引いてありました。

月30,000円の払い込み金額が10年、20年と増えていけば、当然プラス3.5%と言っても利益はかなりの額になります。

うーん、確かにこの表にをみれば良さそうに見えるけど、

プラスだったらの話だし
マイナスだった時の表は無いし…うーん…

まぁ、営業にきてるんだからわざわざマイナスだった場合の表を作って尻込みされたくないのはわかりますが…

そして、それと同時に取り扱っている株式の過去の株価を見せてくれました。

2000年頃から現在までの、過去約20年の変動で

上がり下がりはあるものの、全体的に見れば上昇(プラス)しているでしょう?

と言うのです、まぁ、確かにグラフはそうなっていました。

これが、5年とか10年だと、ちょうど下がった時期に重なるとマイナスになってしまうかもしれませんが20年と言う長期スパンで見れば

ほとんどがプラスになる可能性が高いのです!とのことでした。

うーん、凄い熱弁だ…

そりゃこの先20年毎月3万円払ってくれる客をとるためだもん、向こうも必死になるわな…

👱わかりました、じゃぁ変額保険契約するとなったら具体的どうすればいいですか??

💁ソニー生命では主に投資先を8つの株式から選択してもらいます。その方がリスクを分散できるので、投資先を分けることによるリスク分散と、長期的に運用することで時間的にもリスク分散をすることができるからです。

👱わかりました。月々払う30,000円のうち、50%を世界株、25%を日本株、25%を新興株にみたいな感じで決めればいいんですよね?

💁そうですね、これはお客様自身が決めていただくことになっています。

👱じゃぁ、次お会いする時までに株式の割合を決めておきます。ところで、前回お願いしてあった我々に合った資産運用ですが、何か見つかりましたか?

💁はい、良いのがありましたよ!!積立ニーサです!積立ニーサは2018年1月からはじまるのですが年40万まで積立られるので

40万÷12ヶ月=3.3333…万円でちょうどご希望の月3万円で行える資産運用なんです。

普通株での運用益には約20%もの税金がかかります。

それが積立ニーサであれば、年40万までは非課税になるのです。

ニーサは今まで普通のニーサと、ジュニアニーサと言うものがあったのですが、

非課税期間は5年間でした。

それが新しくできる積立ニーサであれば、非課税期間は20年間

月3万、20年での資産運用と言うミイさんのお宅の希望にまさに最適なものとなっているんです。

しかも購入可能な商品は、金融庁が選別した長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託に限られていますので、初めての資産運用としてはとてもおすすめです。

👱あれ?確かにそれって我が家にぴったりの条件ですが、月3万円で行える資産運用で20年間非課税手数料も必要なく商品は金融庁のお墨付きなのであればソニー生命さんの変額保険よりも積立ニーサの方が良くないですか??

💁・・・・・・・・・・・

と、言うことで散々お世話になったソニー生命さんの変額保険は保留となり、教えてもらった積立ニーサの勉強を始めることにしました。


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