実は一歳を機にフォローアップミルクから牛乳へ徐々に移行していこうと考えていました。
フォローアップミルクは離乳食の食べムラがある場合や離乳食では不足しがちな鉄やカルシウムを補うためのものなので、最近ご飯をもりもり食べている我が子には鉄入り牛乳で鉄とカルシウムをまかなえば必要ないと思ったからです。
母乳を卒業した後、牛乳が栄養の主体になってしまうと、鉄欠乏の恐れがあります。
と、言うことで本日は鉄欠乏症とフォローアップミルクを続けることに決めた理由をまとめてみました。
一歳を機にミルクから牛乳に切り替えようと思ったけど続けることにした理由
1.鉄欠乏症
子どもは身体が急激に発達するのにも関わらず必要な鉄が満足に供給されないとで鉄欠乏症になりやすくなっています。
発育の盛んな生後9ヶ月~2歳、また思春期に起こりやすくなります。
特に2歳以下の赤ちゃんで鉄欠乏状態が3ヶ月以上続くと、認知能力、運動発達、社会性や情緒発達に影響を与える可能性があると言われています。
2.赤ちゃんに牛乳が主体になってはいけない理由
- 元々、牛乳には鉄の含量が少ない。
- 牛乳に多く含まれるカルシウムとリンは腸からの鉄分の吸入を阻害する。
- 牛乳が多すぎ、食欲が満たされていまうと離乳食を食べられなくなり、離乳食からの鉄摂取量が減ってしまう。
3.赤ちゃんが1日に必要な鉄の量
乳児期には1日6mgの鉄が必要とされています。
1日6mgを摂取するにはどのくらい飲む必要があるんだろう?
4.牛乳・フォローアップミルク・母乳の鉄の吸収率
それぞれの鉄分の吸収率は
- 牛乳、3~10%以下
- フォローアップミルク、20~30%
- 母乳、50%
沢山のんでも牛乳だとほとんど鉄が吸収されないのか…沢山のませてお腹壊してもいけないし…
5.牛乳の一日の推奨量と鉄含量
1歳の子供に飲ませていい牛乳の量は、1日最大で400mlです。
鉄入りとパッケージに書いてある牛乳でも
200mlあたり鉄は3.4mg
1日の最大の400mlのませたとすると、
6.8mgで6mgを上回りますが、
でも吸収率は3~10%!!!
6.フォローアップミルクの1日の推奨量と鉄含量
我が家は和光堂のぐんぐんを使用しているのですが、そのパッケージを見ると
一歳児の1日の推奨量は400ml
そして鉄含量は100mlあたり9.5mg
400ml飲めば、38mgで吸収率が20~30%なので
7.6~11.4mgとなり1日の鉄必要量6mgを上回ります!!
今度からはこうして吸収率とかも考えないといけないな…
と、言うことで我が家はフォローアップミルクを継続します!!
なら、この前まとめ買いセールしてるときに買っておけば良かったね
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