ミイの日々 コロナと悪阻で長期入院中にこれがあったから頑張れたこと

コロナと悪阻で長期入院中にこれがあったから頑張れたこと




日本の病院の入院日数は世界的に見ても長い方らしいです。

有名なのは健康保険が充実していることから、支払いの負担額が基本的に3割(就学前の子供は2割、70歳以上の高齢者に関しては所得に応じて1~3割)負担で済むことが大きな理由の一つだそうです。

アメリカなど外国だとちょっとしたケガや病気でも多額になってしまうため、アメリカ人は風邪程度なら病院にはいかないとかよく聞きますよね。

アメリカに旅行に行った日本人が、入院治療をした結果、請求額が何百万にものぼったため旅行保険には入りましょうみたいない話もよく聞きます。

アメリカ人は民間の保険に入っていないととてもじゃないけど入院できないとか、手術が受けられないというようなことを題材とした映画もありましたね。

「ジョンQ最後の決断」という映画で、息子が病気で手術が必要になったが加入していた父親が加入していた保険が父親が正社員からパートに降格されたことにより無断で保険のランクも下げられており、息子の手術が保険の対象にならず、息子を救うために父親は病院に立てこもる・・・というものです。

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日本だとなかなか考えられない話ですが、子供のためならなんだってできる、なんだってしてやるという親の強い気持ちは世界共通であって、私自身も何度も涙する場面がありました。

よかったら見てみてくださいね。

さて、話は戻しまして日本人は医療関係で恵まれているため比較的入院が長い傾向にあります。

具体的には平均入院日数は「29日」と言われています。

もちろん高齢の方の方が長いので、あくまで全体の平均の話ですが。

でも、それでも29日ですよ??

約1ヶ月の間病院という限られた空間で過ごさなければならないという状況になったとき、普通につらいです。

しかも、そこに病気やケガが加わるのですから、余計に精神的にまいってきてしまうわけです。

しかも!!

今はコロナのご時世なので、基本的に面会はできません。
(すべての病院がそうとは限りませんが、少なくとも私の入院していた病院は基本的に面会は禁止、面会可能なのは医師が許可した場合同居の家族1名のみということでした)

の医師が許可した場合というのが、どんな場合がと聞いたところ

今夜が峠とか、もう命が危ないとか、妊婦の場合は出産当日、とか本当に極端な状態になったときのことだそうです。

まぁ、仕方ないですよね、病院でクラスターなどおきてしまった日には大変ですからね。

ちなみに、差し入れや衣類なんかは、家族が病院の受付に預けて、その荷物を看護師さんが代わりに病室まで持ってきてくれるという形では可能でした。

逆もまたしかりで、入院患者が家族に渡したいものがある場合は看護師さんに渡して、看護師さんが受付に預けて、家族は受付から受け取るということでした。

厳重ですね。

まぁ、こんな入院生活なので本当にストレスがたまってきます。

よく入院生活で楽しみなのは「食事」だけだとよく言います。

ですが私の場合は重症妊娠悪阻による入院であったため、食べ物も好きなものは食べられないしほとんど食べられないし・・・

むしろ悪阻で食べると気持ち悪くなっちゃうしで、食事が「楽しみ」にはなかなかなりませんでした。

むしろストレス?

だってですよ??

普通の病院食


私の食事



これが同じ460円なんですよ??

豆腐1/4丁なんて30円もしないでしょ?ゼリーも高く見積もっても100円、野菜は30円だとして

自宅で用意したらせいぜい160円くらいでしょ??納得いかない・・・。

まぁ、そんなストレスがたまる一方な入院生活でもやってこれたのはやっぱり子供の存在です。

冒頭に戻るけど子供のためならなんだってするってジョンQの気持ちわかるよ!!

病室は相部屋だったため、病室内で電話することはできません。

しかし、私の入院していた病院ではラウンジという電話をしてもよい部屋が別に設けられており、そこに移動して子供とライン電話をするのが楽しみでした。

そしてもう一つは

子供のコップ病院では水を飲んだりするのに、各自コップを持参します。

落としても割れないようなプラスチックのコップが推奨されているのですが、我が家にあるプラスチックのコップというと、子供たちが普段使っているコップくらいなもので、

消去法で子供のコップを借りて使うことになったのですが、今思えばこれが大正解。

そのコップを見るたびに子供もママがいなくても頑張っているのだから、私も頑張らなければ!!と思えたのです。

そして、もう一つが長い入院生活の間に迎えてしまった、母の日のプレゼントです。



じゃーん!!

凄くない??これ4歳の長男が描いてくれたのですが、ちゃんと顔なんです!!

しかも笑顔で、マツゲやほっぺをピンクで描いてくれたりと、かわいらしく描いてくれているのです。

もう本当に感動しました!!

私が入院している間にも長男は頑張ってくれていたんだなぁ。

私と相部屋だった方は、おばあさんだったのですがおそらくお孫さんであろう写真や、トトロが好きなのかトトロや猫バスのぬいぐるみを持参なさっていました。

入院患者さんの中には結構ぬいぐるみを持参している方が多かったので、やはり好きなものや大切なものを持参するというのは

入院生活という非日常的な生活を支えるのに重要で、なんら恥ずかしくないことなのだと思います。

入院しないで健康でいられるのが一番ですが、もしそうなってしまったときには好きなものをぜひ身の回りにおいて入院生活を乗り切りましょう!!

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