ミイの日々 【学資保険を検討している方に読んで欲しい】実体験!学資保険の契約をする前に知っておきたいこと

【学資保険を検討している方に読んで欲しい】実体験!学資保険の契約をする前に知っておきたいこと

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一昨年の今頃は我が子が生まれる前に、もし子供が大学に行きたいと言い出したときにお金を理由に子供に夢を諦めさせるのは忍びないと万が一に備え学資保険をしておこうと夫婦で相談して調べていました。

我が家は私と主人が共働きで、それぞれ毎月3万円程度銀行に貯金をしていました。
しかし、銀行に貯金していてもお金は全く増えません。

そこで職場の先輩ママさんに相談してみると、みんな口を揃えて「我が家は学資保険をやっていた」と言うのです。

しかし、
我が子と同じくらいの子を持つママさんに相談すると、学資保険をやる予定はないとの話も聞こえてきます。

大きい買い物になることは間違いないので、全く学資保険について知識の無かった私はさっそく調べてみました。

私が学資保険について実際に調べた経緯を時系列で、できるだけ細かく書いていこうと思います。

現在、学資保険を検討している方には一つの参考になると思います。




学資保険の契約をする前に知っておきたいこと

そもそも学資保険とは

子供の入学時や進学時に祝金や満期保険金を受け取ることができる貯蓄型の保険で、通常、契約期間中に契約者である親が亡くなった場合、それ以降の保険料の支払いが免除され、祝金や満期保険金が受け取れます。

学資保険を選ぶ基準は

これは学資保険に限ったことではありませんが、保険を選ぶにあたり、まずは選ぶ基準を決めなくてはいけません。
私の場合はすぐに決まりました。

学資保険を選定する最重要基準はただ一つ

ズバリ返戻率の高さです。

☝返戻率とは、支払う保険料の総額に対し、受け取る「満期保険金 + 祝い金」の割合のことです。
つまり、100万円で満期が20年の学資保険を契約して、返戻率が105%であれば、20年後に105万になって返ってくるということです。

私が学資保険を始めようと思った理由は私たちに何かあったとしても子供が大学に行きたいとなった時に困らないようになので、この返礼率がなるべく多い方がいいと考えたため、返礼率の高さを最重要基準としました。

学資保険だけじゃないですが、保険と名の付く商品は無限にあって、とてもじゃないけれど全部を細かく見ることはできません。

それに毎年保険の内容は改変されているので、ネットの情報でも追いきれません。

ここではわかりやすくするため、仮定として

「契約金100万、20年満期、支払い期間15年」

とします。

今の学資保険は返戻率は高くても102〜107%がやっと。

100%を切っている学資保険の方が数多くあります。

返戻率が95%であれば、100万円を預けて20年後に95万になって返ってくる、それってマイナスじゃん!やる意味あるの?って感じですが、

それは「学資保険の保険の部分」契約者に万が一のことがあった場合、

死亡だけではなく病気や入院の補償などの補償部分が厚くなればなるほど返戻率が下がったりするようです。

これは基準をどこに置くかによって選び方も変わるところですが、我が家の場合は、返礼率を重要視していたので、100%を下回るような学資保険は当然選定の対象外となります。

ですが補償も他社と変わらずなのに、返戻率も低い学資保険もありました。

誰がそんなの契約するのだろうと調べてみると、生命保険会社が○○生命だから、学資保険も同じ○○生命でいいや、とか、身内に保険の外交員がいるから付き合いで契約した人など日本人の悪い特性を活かしたもののようです。

学資保険の魅力は・・・

さて、学資保険は、保険なので何かあったときに初めて効力を発揮します。

保険料の支払い途中で万が一のことがあった場合、それ以上に保険料を支払う必要が無い上、支払った場合と同じように祝い金や満期返戻金がもらえるのです。

保険料の支払い時期は、保険会社や契約内容にもよりますが、20年後に100万円をもらえる学資保険であっても、保険料の支払いを終えるのは15年くらいだったりします。

保険会社は早めに保険料を納めてもらって、そのお金を運用することで利益を得ます。

また、早く支払い終えてくれれば契約者が亡くなって保険料を取りっぱぐれる可能性も減ります。

それでは保険会社へのメリットばかりになってしまうので、早く支払い終えた方の方が返戻率を上げるなど契約者へのメリットもある保険もあります。

調べていて気づいたこと

ここまでが、私が自分でネットや請求したパンフレット等を読み漁り調べた内容です。
調べていくうちに、だんだん学資保険が本当に我が家に適した資産運用方法なのか疑問が湧いてきました。

読んでいて気づいた人もいるかもしれませんが、

そもそも論になってしまうのですが、支払い義務のある15年で何かある確率ってどのくらいでしょう?

そりゃ明日事故に遭う可能性もあるので0ではないでしょう。

ですが、30代の主人と当時ギリ20代の私からすると低いことは明らか。

また、万が一何かあったとしてお金がもらえるのは契約した20年後。

さらに、調べる前はもっと返礼率が高いと思っていたため、あまりの返礼率の低さに驚きました。20年後に預けておいた100万円をほぼそのままもらってもなあ。

何かあってすぐの方が、20年後よりも物入りになるのではないでしょうか?

うーん、ちょっと雲行きが怪しくなってきましたね。

現在の我が家の貯金方法と比較すると



返戻率
万が一の補償
お金がもらえる日
学資保険
105%
(保険会社や契約内容により変動)
あり
20年後
(保険会社や契約内容により変動)
銀行
100
なし
自由に引き出し可

同じ100万円を銀行に預けておくのであれば、学資保険の方がわずかとはいえ返戻金があり、補償もある。

お金がいつでも引き出せないデメリットはありますが、銀行に預けおくよりは学資保険の方が良さそう。

これが私が自分で調べた結果のひとつの結論です。

しかし、学資保険に加入するのはとても高い買い物になります。

自分で調べただけでは不安だった私は、中立な立場で保険のことを教えてくれる保険の相談窓口や返礼率の良い保険会社のファイナンシャル・プランナーの資格を持つ担当者さんと直接相談をしたりしました。

これは是非みなさんも試してみた方がいいです。

保険会社によって当たりはずれは正直ありましたが実際にとても勉強になりました。

だいぶ長くなってしまったので、今日のところはここらへんで。

次回は、実際に保険の相談窓口や実際に会った保険会社の担当者とのやりとりなどを公開したいと思います。

この記事の細かい数字等は私が調べた当時のものなので我が子が生まれるちょっと前なので2017年後半頃のデータです。



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