ミイの日々 ジェンダーレス男子の井手上漠(いでがみばく)さんの弁論文を読んで

ジェンダーレス男子の井手上漠(いでがみばく)さんの弁論文を読んで

ジェンダーレス男子 井手上漠 いでがみばく

先日、主人がテレビを観ていた時、主人が「この子可愛いね」と声をかけてきたのでテレビを観てみると、行列のできる法律相談所がやっていて、確かに可愛い子が出ていたので、私も「ほんとだ可愛いね」と何気ない談笑をしていました。 

ところがその子の紹介を観て驚きました。 ジュノンボーイとあったのです。

ジュノンボーイ??? 男の子???

 「最近ジェンダーレスファッションとか聞いたことあるけど、こんなに可愛いのか!!」
 と、主人も驚いていました。

 私もちょっと興味を持ったので、色々調べてみると、一部では有名なようですがwikiとかにはまだ名前はありません。

井手上漠(いでがみばく)さんプロフィール



名前:井手上漠(いでがみ ばく)
生年月日:2003年1月20日
現在の年齢:16歳(ブログ投稿日現在)
出身:島根県隠岐諸島の海士町
血液型:B型
身長:163㎝
体重:49㎏
将来の夢:美容師
 
第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト DDセルフプロデュース賞受賞


井手上漠(いでがみばく)さんの弁論文を読んで

Twitterのアカウントがあるみたいなので、見てみるとそこには固定されたツイートがあり、弁論大会で発表した弁論文がありました。


これを中学校3年生が書いたのかと、驚かされると同時に一気に応援したくなりました。

なぜかと言うと、前に主人と話した時の会話が理由です。
うちの子は男の子なのですが、よく女の子と間違えられます。
ジェンダーレス男子 井手上漠 いでがみばく

私はあまり気にしていなかったのですが、主人はあまりよく思わなかったようで、
「もっと男の子っぽい服を着せたら?」と言ってきます。

別に女の子の服を着せていた訳でもないので、
 「なんで?別に女の子と間違えられてもいいじゃん。可愛いってことだよ。 」 と話すと、

「そうだよね。」と言ってくれたのですが、

別の日に主人が酔っ払っていた時、また、
「男の子っぽい服きせたら?」と言ってきたので、

ちょっと強く、「なんでよ!これだって男の子の服だよ!別に青色とか緑色とかが男の子の色って訳じゃないでしょ! 」と言ってしまいました。
(ちなみにその時我が子が着ていたのはクリーム色のクマさんのアップリケが付いた洋服でした。)

 すると、主人は実は自分が小さい頃女の子とよく間違えられて、それがイヤだったことを教えてくれました。
だから、我が子が間違えられた時に、我が子自身がイヤな気持ちになる事を気にしての事だったみたいです。
まだ小さいから分からないけど、もう少ししたら分かるようになるからその時のために前もって言っていたとのことでした。

「そもそも、パパは、子供の時なんで女の子と間違えられるとイヤな気持ちになったんだろうね?」と聞いてみると、

主人は近所の幼馴染がみんな女の子だったこともあり、小学校に入ってからも、その子達と仲良く遊んでいました。学校には当然男の子も沢山いましたが、女の子と遊んでいた方が主人は楽しかったし、気が合ったと言います。
しかし、仲の良かった女の子がくれたキティちゃんのハンカチを学校に持っていったところ、学校の先生に「それは女の子の使うハンカチだから」と言われ、さらに「この際だから言うけど、もっと男の子と遊びなさい。ちょっと気持ち悪いよ。」と言われたそうです。
これがかなりショックで今でもハッキリ憶えているそうです。
言われた場面も鮮明に憶えているそうです。
それから、主人は努めて男らしくするようになり、女の子とは一切遊ばなくなったそうです。
また、義母がピアノを習わせようとすると、女の子っぽいからイヤと断ったそうです。
男らしくなろうと努力していたのに、自分が女の子と間違えられるのがイヤだったんだと思う。 今のご時世で先生にこんなこと言われたって言ったら大変だよな笑」
と言っていました。

 この話を井手上漠さんの弁論文を読んで思い出しました。

パパが子供の頃は男は男らしくという時代だったので、どうしようも無かったのかもしれませんが、子供が大人に気持ち悪いと言われることは、とてもショックな事だと思います。しかも、それが学校の先生。

 井手上漠さんは弁論文を書いた時に、大好きな国語の先生にみんなの前で発表してみないかと提案されたようですし、「漠は漠のままでいいんだよ。」と母親に認められていました。
すばらしいお母様だと思います。

 この弁論文を読んだ時に、改めて周りの大人が子供に与える影響の大きさを感じました。

私も、我が子が成長した時にどんな子になるのか楽しみにしつつ、その個性を認めてあげられるママになれるように、子供と一緒に成長していきたいです。

井手上漠の弁論文を読んでそう思いました。

井手上漠さん
これからどんどん人気になっていくと思いますが頑張ってください。
主人共々応援しています。

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