ミイの日々 長期入院中辛かったこと一覧

長期入院中辛かったこと一覧


私は先日平均入院日数29日の日本で、35日間入院してやっと退院して帰ってきました。

超高齢社会の日本での平均入院日数なので、おそらくですが、30代前半の私が平均より長く入院するのは比較的まれな方なのではないかと思っています。

実際、私よりとても高齢の同室の方が次々と退院なさって行くのを、見送っていきましたし。

さて、そんな私が入院中辛かったことを書いて行きたいと思います。


入院初期普通に意識が遠のく
これは、私はコロナと重症妊娠悪阻を併発しての緊急入院だったのですが、妊娠悪阻により入院1週間ほど前からほぼ飲まず食わずで、何も胃に入っていないのに吐くと言う状態だったところへ、コロナ感染と言うまさに「泣きっ面に蜂」的な状態でした。

ベッドがかたい
病院のベッドはリクライニングできたり高さが自由に調節できたりというベッドだったのですが、家の布団と比べて何せかたい!そして狭い!!
寝返りもおそらく満足にできていなかったようで、あさ起きる背中や腰が痛くなっていました。

同室の人のいびき
私は最初はコロナ感染だったので、個室でしたがコロナから回復し重症妊娠悪阻のみでの入院となってからは入院費節約のため大部屋を希望しました。
2人部屋でしたが、最初同室になった方は傾眠傾向があり一日中ほぼ寝ているのに、カミナリのような物凄いイビキ…!!
その方は次の日には退院だったので助かりましたが、イヤホン使っても全然眠れませんでした。
イヤホンじゃなく、耳栓じゃないといけなかったかも…。

普通に孤独
コロナ禍の世の中なので面会は基本的にできず、同室の人とも別に話をするわけでもないので一日中1人で病気と闘っている感じがして辛かったです。
スマホに入った子どもの写真とか、退院したらしたいこと食べたいものに思いを馳せながら耐えました。

なんか悪夢ばかり見てしまい、夜中に何度も目覚める
病院だからなのか?ベッドがかたかったからか?熟睡できていないようで毎日のように夢を見ました。
しかも何故か毎回悪夢、起きると内容は覚えて
いないのですが、よくない内容だったなと言うことは覚えていて毎朝目覚めが悪かったです。

好きなものが食べられない、しかも高い
私は重症妊娠悪阻で食べられるものがかなり限られていたので、好きなものは食べられません。
食べても比較的吐かなそうなものを食べるという感じでした。
病院食の費用は患者さんの所得や課税非課税によってかわりますが、一般的には1食460円が多いです。
ご飯、主食、副菜、小鉢、デザートで460円くらいが普通なのですが、
私の場合は食べられないので
豆腐(1/4丁、小鉢、デザート)のみで同額の460円でした。
高いってわけではないかもしれませんが、明らかに460円もしないだろう!という量で同じ価格なのが不満でした。

お年寄りにタメ口のスタッフさん
病院で働くスタッフさんの中にはお年寄りにタメ口で話す方がいらっしゃいました、「フレンドリー」と言われればそれまでで私の心が狭いのかもしれませんが、自分より年上のほぼ初対面の方に対してタメ口ってどうなんだろう・・・?と横で(同室の方が高齢の方で会話が聞こえてきてしまう)聞いていました。
でも、その同じスタッフさんでも30代前半の私には普通に丁寧語で話すのです。
うーん・・・と少し気になりました。

筋力低下
病院のベッドの上にほぼずっといるわけですから、普段の生活より明らかに動かない、歩かないため筋力と心肺機能が低下していくのが自分でもわかりました。
実感したのは入院20日を過ぎたころからだと思います。
今までも何回か短期の10日未満の入院は経験してきていますが、そのときにはあまり感じられなかったので、10日以上20日未満で低下していき、20日で実感するという感じなのかなと思います。

だいたい1ヶ月で食事お献立は繰り返す
これは、つらかったことではないのですが、しかも私の場合は食べられないので別メニューでしたが、1週間の献立表が入院患者が見られる掲示板に貼りだされます。
私は食べられないのですが、食べたい気持ちはいっぱいなのでその献立を見るのを結構楽しみにしていました。
日本の平均入院日数は冒頭でも言った通り29日間なので、問題ないのでしょうが、私は35日間いたのでだいたい1ヶ月でメニューが繰り返されることを知りました。
なので、これはつらかったことというよりは勉強になったことって感じです。

こんな感じで、入院生活は結構つらいことがいっぱいです。

みなさんも健康にはお気をつけてお元気でお過ごしくださいね。

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