ミイの日々 前置胎盤と妊娠28週

前置胎盤と妊娠28週




妊娠28週と言うのは妊婦にとって結構重要な数字です。

妊娠6週頃の心拍確認
妊娠9週の壁 (それを過ぎると流産率が一気に下がる)
妊娠12週の壁 (それを過ぎると更に流産率が下がる)
妊娠22週 (中絶ができなくなる=今の医療であれば生きられる可能性がある)
妊娠28週 ほぼ全ての臓器が完成し、95%が助かる
妊娠36週 臨月
妊娠37週 正産期

と、妊娠中には何回か訪れる命の壁です。

妊娠28週というのは、万が一、今産まれてしまっても95%は助かるのです。

なので、28週を過ぎるというのはとても大きなことだと私は思って1人目と2人目を出産しました。

そして、今回の3人目ももちろんその気持ちは変わりませんが、

今回は更に特別です。

なぜなら、今回私は今までの妊娠と違い「前置胎盤」と診断されています。

前置胎盤にとって28週は、出血の可能性が高まる週でもあるのです。

28週以前なら問題ないわけではありませんが、28週を過ぎるとお腹も大きくなり出血の可能性が高まるのです。

とは言え、自覚症状や痛みはあまりないまま出血することが多いらしいのですが、

でも、前置胎盤にとっての出血は母子の命に関わるとても危険な兆候です。

少量の出血(警告出血)もあれば、いきなり最初から血の海になるような致死量に近い出血を予兆なく起こすのが前置胎盤だそう。

前置胎盤では帝王切開以外の選択肢はありません。

普通分娩だと母子共に命が危ないからです。

帝王切開なら安全かと言うわけでもなく、帝王切開でも前置胎盤の場合5〜10%が「癒着胎盤」と言う胎盤が子宮から剥がれない状態になってしまうことがあるそうです。

そうなった場合は子宮全摘出なのですが、その際に出血が止まらず母親が死ぬ例があるそうです。

ちなみに出産時の死亡者の15%は前置胎盤によるものだそうです。

ってか、もしものことがあるのは当然嫌ですが、

子宮摘出も嫌だ…。

子供はもともと最低3人と言う結婚前からの約束だったので、

もしも子宮摘出になった場合、赤ちゃんが元気に産まれてくれたあとに、子宮摘出となるわけなので3人産むと言う約束は守られるわけで、

4人目は今のところ希望はしていませんが、だからと言って摘出してもいいって訳じゃないと言うか。

辞書で「女」って調べると、人間の性別の1つ。子を産み育てる身体の構造になっている方。と出てきます。

子宮を失ったら女じゃなくなるわけじゃないでしょうし、先天的に子供が産めない身体の人がいて、その人が女じゃないわけじゃないのもわかっていますが

それでも嫌なものは嫌というか、避けられるものなら避けたい。

でも5〜10%って意外と確率高いよね…。

最大10人に1人ってことでしょ。

主人は3人産んだし、胸みたいに見た目でわかるものじゃないんだし、子宮がんのリスクなくなるし

みたいに前向きにしてくれようと発言してくれますが、

その優しさを受け入れられるほど、まだ心の準備が整っていない。

まぁ、そもそも次回の健診で劇的に前置胎盤が治ってる可能性もまだ0ではないし…

でも、次回の健診で治ってなければ、帝王切開の日取りを決めるそうです。

前置胎盤だからといって、全員が癒着胎盤になるわけではありませんが、

不安だ。

次回の健診でかなり色々なことがかわってくる…。

ってか、命に関わる究極の問題もそうですが

次回の健診で前置胎盤だと、帝王切開の日取りと管理入院の話にもなるそうな。

管理入院になると、またお金が…私の通院してる病院は周産期の場合は個室のみで大部屋の選択肢はないそうな。

1ヶ月以上個室の料金って一体どうなっちゃうのよ!!

個室の差額ベッド代が約13,000円だったから、一ヶ月入院するだけで、しかも部屋代だけで40万!!!

ヒィーーー

身体もお金も心配だ…。

本当に治っててくれ!!前置胎盤!!

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